・自動翻訳とは

自動翻訳とは、主に音声翻訳(音声自動翻訳)を指す場合に使われます。 音声をその場で翻訳し、音声を出力するシステムそのものを指しています。 双方向性があり、リアルタイムなコミュニケーションを必要とする場面で利用されます。 ですので、自動翻訳の精度がより高くなることで、使用言語が違う国の方とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。 本記事では、数ある自動翻訳の中から5つのツールをご紹介致していきます。

1.Google翻訳

公式サイト:Google ・入力したテキストを 103 言語間で翻訳可能です。
・インターネットに接続しなくても翻訳が出来ます。(59 言語に対応)
・カメラを向けるだけで画像内のテキストを瞬時に翻訳可能です。(88 言語に対応)
・写真を撮影またはインポートする翻訳にも対応しています。(50 言語に対応)
値段 基本無料 1,000,000文字につき20ドル
対応言語 103言語
Googleが提供するオンライン翻訳サービスです。 現在100以上の言語に対応しており、テキスト翻訳からWEBページ全体の翻訳まで可能です。 Google翻訳は常に進化を遂げており、スマホのアプリがあるのはもちろん、現在では言語によってはオフラインでも使用でき、カメラでテキストを撮影するだけで翻訳できるなどの便利な機能も充実している為、出先でも気軽に・簡単に使えるようになっています。

2.エキサイト翻訳

公式サイト:エキサイト翻訳 ・音声、コピー、シェアが簡単です。
・再翻訳を見比べて訳質チェックが出来ます。
・無料で2000文字までの翻訳が可能なので、長文をサクッと翻訳したい人にオススメ。
値段 無料(2000文字まで) 有料版あり
対応言語 33言語
エキサイト翻訳は2000年からある翻訳サイトです。 現在は知名度や利用率などでGoogle翻訳やMicrosoft翻訳などに負けてしまっているものの、日本発の翻訳サイトだけあって日本語の翻訳には力を入れています。 なお、対応言語は33言語。無料で利用できる文字数は2,000文字までとなっています。

3.Weblio翻訳

公式サイト:Weblio翻訳 ・75種類の英和辞典・和英辞典、464万語の英語と508万語の日本語、合計972万語を一度に検索できます。
・テキスト翻訳は、英語の音声の再生・ダウンロード機能、再翻訳機能があります。
・機械翻訳の結果は、いくつかのパターンで表示される為、より自然な翻訳を選ぶことが出来ます。
値段 基本無料 有料:要見積もり
対応言語 4言語
ウェブリオ株式会社が運営しており、様々な辞書や辞典などのデータを1つに集約しているサイトです。 調べたい言葉を入れて検索をかけると、該当する検索結果が一度に表示されます。 スマホで気軽に英語辞書機能を活用したい方には、アプリ「Weblio英語辞書」があります。

4.WorldLingo

公式サイト:WorldLingo ・収録単語500のカスタム辞書を、購買者が各自で作成できます。
・単語数の多い翻訳も途中で中断せずに、一挙に仕上げることができます。
・無料サービスは500単語までですが、有料版では単語数の多いドキュメントやテキスト、Eメールやサイトも翻訳できます。
値段 基本無料(500文字まで) 有料版あり(文字数無制限)
対応言語 141言語
1998年にサービスが開始され、ネバダに本部があります。 繋ぎ目のない翻訳に重きを置いており、有料版だと文字数の制限がない翻訳や、ファイルを選択して翻訳することも可能です。 また、機械翻訳だけでは不安な人向けに、人力による翻訳サービスもある為、より精度の高い翻訳を求めている方にはオススメです。

5.Bing翻訳

公式サイト:Bing翻訳 ・マイクロソフト社が提供している翻訳サービスです。
・オフラインでもオンラインでも使用可能。
・写真やスクリーンショット内の文字も翻訳可能です。
・アプリ版では、会話の翻訳が可能な音声翻訳ができ、それぞれの言語を使って2人で会話をする際に便利な画面分割モードがあります。
値段 無料
対応言語 64言語
バイリンガル・パラレルデータを学習データとして用い、統計的にもっとも高い確率と思われる翻訳結果を出力しています。 テキストの翻訳とウェブページの翻訳が可能で、翻訳元のテキストエリアにテキストを入力するとテキストが翻訳され、URL を入力するとウェブページが翻訳されます。 発音音声では、女性と男性の声が選べる為、ヒアリングをしたい方にもオススメです。また、英語圏の場合「英語 インド」「英語 カナダ」「英語 英国」「英語 オーストラリア」「英語 米国」と、国よって違う発音を聞くことができます。

まとめ

翻訳サイトを5つ紹介していきました。 気になった・自分に合った翻訳サイトは見つかりましたか? 翻訳サイトはとても便利なものですが、細かいニュアンスなどの翻訳はサイトによって異なる為、最終的には自分の目で確認することが大事になってきます。 ここで紹介したサイト以外にも多くの無料翻訳サイトがあるので、 いくつかのサイトを試してみると、自分に合ったサイトが見つかるかもしれません。

株式会社ノードコミュニケーション 寺田 永史