オンライン会議ツールとは

インターネット環境の発展とともに隆盛したオンライン会議ツールは、PCやスマートフォンなどのデバイスとインターネット環境によって、相手と直接対面することなく場所や時間を問わずに顔を合わせてコミュニケーションを取れるツールです。新型コロナウイルスの影響で仕事のオンライン化やテレワークが一気に普及しオンライン会議ツールの機会が増加しています。本記事では、おすすめのオンライン会議ツールを5つご紹介致します。 1.Zoom
画像出典:Zoom公式サイト 数ある無料オンライン会議ツールの中でも、ビジネスシーンにおいて便利な機能が最適化されているツールです。 【特徴】 ・画面共有、ファイル転送が可能 ・複数人の参加が可能(100人) ・カレンダーと連携 ・チャット機能 ・録画・録音 相手がZoomアカウントを持っていないまたは、ソフトをインストールしていない状態でもクリックで参加が可能です。PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなど端末を選ばずに利用ができ動作が軽く、音質も比較的安定しているのが特徴です。 2.Skype
画像出典:Skype公式サイト インターネット黎明期に誕生した「Skype」は、マイクロソフト社が提供する、無料通話が可能なインターネット電話サービスです。PC版やスマートフォン版があり、ビジネスだけでなく個人間で利用している人も多いツールです。 【特徴】 ・チャット(IM)機能 ・画面共有・ファイル転送が可能 ・アカウント管理 ・Microsoft Office統合 ・複数人で使用可能(無料版は最大20人) オンライン会議ツールの代名詞であったSkypeは、グローバルにサービスを展開しており、世界中にユーザーが存在します。有料版では、Skypeから世界中の携帯電話や固定電話に格安で発信できる機能も利用できるサービスです。 アプリがあれば便利ですが、アプリ無しでも簡単にオンライン会議が作成できるようになっています。 3.Google Meet
画像出典:Google Meet公式サイト Google MeetとはGoogle社が提供するオンライン会議サービスで従来は「Google ハングアウト」と呼ばれていました。 【特徴】 ・ブラウザで全機能が利用可能 ・会議中の画面レイアウトがブラウザ上でも柔軟 ・画面共有が可能 ・複数人の参加可能(100人) 主催者も参加者も基本的に全員がGoogle アカウントを持っていなければなりません。原則として完全な匿名での参加ができない仕様にすることで、セキュリティを高められています。また、Google アカウントがあればすぐに使用ができ、専用のIDを発行したりURLを共有するなどの作業が必要ないのが特徴です。 4.Microsoft Teams
画像出典:Microsoft Teams公式サイト Microsoft社が提供するコラボレーションプラットフォームです。 【特徴】 ・画面共有が可能 ・複数人で参加可能(300人) ・チャット機能 ・カレンダーと連携 他のオンライン会議ツールと異なりファイルなどのコミュニケーション方法とリンクしていることが特徴です。そのためファイルを添付や、電子メールなどのコミュニケーションを取りたくなった場合は、タブを切り替えることで実現が可能です。従って、いちいちアプリを探して起動する手間が省けます。 5.Cisco Webex Meetings
画像出典:Cisco Webex Meetings公式サイト Cisco Webex Meetingsは、「世界で最も利用されているオンライン会議ツール」と言われており、Zoomと並んで高い知名度を誇るツールです。 【特徴】 ・複数人の参加可能(100人) ・画面共有が可能 ・録音・録画機能 ・チャット機能 バーチャル背景はiPhone、iPadのみ利用可能なため事前にチェックしておきましょう。Cisco Webex Meetingsでは、ユーザー情報の保護に力を入れており、メッセージやホワイトボードの内容まであらゆるデバイス間で暗号化をしています。

まとめ

オンライン会議ツールを5つ紹介していきました。紹介したツール以外にも無料で利用できるオンライン会議ツールは数多く存在します。使い勝手はさまざまな要素に左右されるため、試した上で使いやすいものを選ぶのがよいでしょう。通信環境や機能を充実させるには有料のオンライン会議ツールを導入することも検討する必要がありますが、初めは無料で使用できるため、自社の既存インフラにマッチするものを見極めましょう。 株式会社ノードコミュニケーション 寺田 永史