定着させましょう
個人であれビジネス利用であれ、ツイッターの運用をある程度成功させるには、頻繁な投稿が不可欠です。 そう聞くと、考える時間がない、ネタがない、という反応が返ってきますが、そこには誤解があります。まず時間ですが、時間は・・、作りましょう。と言っても、何時間もそれにかける必要はありません。せいぜい1日に30分。5分に1件投稿したとして、1日に6件投稿できます。 最低限それで大丈夫です。当面はなるべく多く人の目に触れることを目指しましょう。
ツイッターは「つぶやく」ためのツールです。つぶやくことを何時間もかけて考えるというのは主旨が違います。 ツイッターの面白さは、とっさの機転やひらめき、引き出しの多さ、言葉遊びなどに由来するものです。 そこに垣間見える知性や人間性に人はリプライするのです。
毎日6件もツイートするネタがない・・。それはわかります。しかし何も、最初から自分の頭で0からつぶやきをひねり出せ、と言っているのではありません。誰かの意見に乗っかったって良いのです。人のツイートやその日のニュース、ブログ記事などに反応するだけなら、ゼロからネタを考えるよりはるかに楽にツイートできます。もちろん、やみくもにやるのではなく、自社のターゲットが関心を持つ話題にしぼってツイートを行います。 フォローするツイッターアカウントやニュースサイト、ブログなどを事前に多めにリストアップしておくと作業がはかどります。
企業のTwitter活用
世界を代表するソーシャルメディアの1つであるTwitter。気軽につぶやいたり、他人のつぶやきをリツイートという形で拡散できる、非常にオープンなSNSです。 そんなオープンな場であるからこそ、企業の活用は必須。 発信する情報の内容やタイミングがユーザーの求めるものとマッチすれば、爆発的な拡散を期待できます。 Twitterで発信する基本的なつぶやき3パターン 1.とにかくまっすぐに、新情報をシンプルにわかりやすく、画像付きで発信 2.人々の生活パターンから判断して、「今」求められている情報を出す 3.おもしろかったり可愛かったり、ユーザーにウケそうな内容をつぶやく 最近では、他のSNSと連携して動画をTwitter上に投稿し、目の引くような宣伝もよく見受けられます。新商品が発売されたら、文字や写真だけでなく実際に人がその新商品を使い、動画化してマーケティングしている企業もあります。 ハッシュタグを活用すると、エンゲージメントが2倍になると言われています。ハッシュタグの個数でもエンゲージメントに差が見られるといい、1ツイートには1、2個のハッシュタグをつけることが推奨されています。 ではTwitterを始めるにあたって運用目的を決めていきましょう。 あなたの会社では、ソーシャルメディア・マーケティングをなんのためにやるのでしょうか。 何も考えずに「最近Twitterが流行っているらしいから、我が社もとりあえずやっておこう!」という考えだと、非常に残念な結果になることが多いです。 始める前に、何のためにTwitterを導入するのか、きちんと目的を決めることが重要です。できれば、企業として達成したい目標も決めておきましょう。目的と目標がなければ、Twitterで成功したのかどうかもわかりませんし、費用対効果を測定したり、効果測定の方法を決めたりすることもできません。 企業でのTwitterの活用目的を考えたとき、次の5つの型に分類できるのではないでしょうか。 真面目な情報発信とゆるい交流のバランス 企業アカウントとして必要な情報発信を実施しつつ、リプライやリツイート機能を活かしてゆるい交流を実施する企業アカウントが増えています。 例えば、自社の製品やサービスの新発売情報や使用に関する情報などを発信しつつ、アカウントの運用担当者の個人的な趣味に関連するツイートをリツイートしたり、ユーザーからのメンションに気軽にリプライしたりなど。真面目な情報発信とゆるい交流のバランスを取って運用できれば、アカウントのファンが増え、結果的にブランドイメージ向上に繋げることができるでしょう。 ユーザーへの積極的なリプライ 前述の通り、ゆるい交流の一環としてユーザーと積極的に会話する企業アカウントも増えています。 リプライやリツイートの機能をフル活用して、とてもフランクにユーザーとコミュニケーションを取っています。また、絵文字や顔文字を活用してリプライするなど距離の近さを感じさせるコミュニケーションです。 同業他社のTwitterアカウントとも交流する 人気の企業アカウントで特徴的なのが、同業他社のアカウントとも交流することです。通常あまり目にすることができない同業他社との交流は、Twitterならではのカルチャーだと言えます。ユーザーとのコミュニケーションだけでなく、他社の企業アカウントとの交流を自然体で楽しめると、さらにアカウントが盛り上がりそうですね。
注意点
ソーシャルメディアの運用とともに考えておきたいのが、炎上対策。企業にとって、ネガティブな情報が拡散されるのは避けたいところですが、炎上を100%回避することは不可能と言っても過言ではないでしょう。重要なのは万が一炎上してしまった際の対応策や体制を考えておくこと。適切な対応を迅速に行えば、炎上を通して悪い印象ではなく、いい印象を残せることもあります。炎上対応は、多くのユーザーに注目されてしまうということを心得て、自社の体制にあった対策を考えておきましょう。
最後に
多くの方が利用しているTwitter。企業宣伝や営業活動、情報収集にも利用できます。 活用すればするほど奥が深いです。 まだTwitterを利用したことがない方は是非アカウント作成をしてご活用ください。