株式会社日建設計と株式会社ジオクリエイツはコロナ禍でリモートワークで働く環境が普及している中で、在宅で避難訓練ができる「バーチャル避難訓練対応VRツール」を開発した。

バーチャル避難訓練対応VRツールとは

PR TIMES様より画像引用 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000038089.html
コロナ禍の影響によりリモートワークが浸透している中で、避難訓練が実施できず、延期・中止をしている会社も増えてきているのではないだろうか。
そんな中開発されたのが、この「バーチャル避難訓練対応VRツール」だ。
多人数同時で参加可能で、スマホやPCから手軽に参加する事ができる。
実際に50人~100人規模で運用されたようだ。

機能とメリット

PR TIMES様より画像引用 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000038089.html
〇スマホやPCから参加可能な為、どこからでも気軽に同時参加ができる。
自分一人のみではなく、オンラインで他のユーザーと同時に避難を開始することができるので、まるで本番かのような避難訓練が実施できる。

〇様々なシチュエーションが作成できる。
実際にオフィスの写真を撮影してリアリティーのある風景が作成できるのと、
昼・夜などの時間帯、地震、火災などのシチュエーションを作ることができる。

〇混雑具合や避難速度を反映できる。
周辺の人口密度や各ユーザーの避難移動速度を反映する事でよりリアリティな避難訓練が実現できる。

〇実施結果から分析ができる。
各ユーザーがどの経路でどのような視線で避難したか記録に残すことができるので、建物のサインや、より適した避難動線の計画ができる。

最後に

東日本大震災や津波などの災害がここ数年で増え始めてきている中で
避難訓練をオンラインで実施できるのは会社としては非常に嬉しいツールだ。
これを機に出社から在宅勤務にシフトチェンジしていく企業や、このような便利なツールを導入する企業が今後増えていくのではないだろうか。



                            株式会社ノードコミュニケーション 寺田 永史