「SmaGO」の目的
国内外から多くの人が訪れる街で、ここ数年で増えた客の増加と共にゴミの量も増え、SNSで写真映えのする可愛い容器に入ったドリンクや、タピオカドリンクのブームの影響で、ポイ捨てやゴミ箱があふれかえってしまうといった深刻なゴミ問題が発生していた。その問題解決を図ろうと、IoT化されたスマートごみ箱「SmaGO」の設置をする事で、ごみ回収の効率化や、費用削減を実現し、街の美化を促進していく。また、同時にアウトドア広告メディアとして提供をしていくことで、企業のブランドイメージの醸成をサポートしていく事ができる。
「SmaGO」の機能
ゴミ箱の高さは約1.3mで、燃えるごみの容量は150リットルとなっており、80%程溜まると内部のセンサーが反応して圧縮版で自動圧縮をする仕組みとなっている。その為、本来の容量に対して最大6倍の容量を貯めることができるようになっている。 ゴミの蓄積状況は3G通信機能で管理をする事が出来、ゴミ回収をマネジメントできる他、ゴミが詰まる等のトラブルの場合も通知が届くようになっている為、ゴミ収集を効率化できて回収費用も抑えられる仕組みとなっている。 天面にソーラーパネルが組み込まれていて、動力は太陽光発電で賄っている為、電気代は一切掛からない。使用電力が少ない事から、天気が悪い日が2週間程続いても問題無く稼働できるように蓄電される。
ゴミ箱もスマートの時代に。
近年イベントの際などにゴミが散乱してしまっている報道も多くみられている。ただゴミ箱を設置するだけでは溢れてしまうことも多く、ゴミ箱をIoT化する事でゴミ問題を今後改善することができるのではないだろうか。
身の回りに当たり前のようにある物も今後IoT化が進んでいく事でどんどん便利な世の中になっていくのだろう。
株式会社ノードコミュニケーション 寺田 永史